私 柳川は、前職は卸売業の経営企画室長としてJASDAQ上場を指揮しました。この時感じたのは、経営トップのビジョンを組織が理解し実行する事の難しさです。3年後の中期計画は、現状の延長ではなく０ベースで考えられます。しかし、３年後の実績は今の実績の積み上げです。経営ビジョンを達成するには、事業計画だけがあっても組織は動きません。当期当月のアクションプランを明確にし、月次で進捗を追うPDCAの仕組みが伴わなければ、経営ビジョンはいつまで経っても絵に描いた餅です。　

　この数年、政府は中小企業に向けて、様々な補助金支援を打ち出し、多くの中小企業で３~５年後に右肩上がりの成長を見込む事業計画が作成されています。しかし、人材面での余裕に乏しい中小企業では、PDCAの経営の仕組みをもつ会社は多くは無いと考えます。　

　柳川中小企業診断士事務所は、経営者のビジョンを実現する為に、事業計画の実行支援をコンサルティングのテーマと掲げて設立しました。そのコンサルティングの考え方は、経営の両輪となる計画作成と組織作りへの伴走支援です。当事務所は、上場企業での予算管理、PDCAの経営管理の仕組みを作ってきた経験を活かし、支援する中小企業のクライアントに適した経営管理の仕組み作りを支援します。当社を貴社のパートタイム経営企画室として活用いただき、貴社の経営ビジョンと事業計画を達成するための組織作り、仕組み作りのお役に立てれば幸いです。

柳川中小企業診断士事務所
代表　柳川 十糸久